Satoko Sai + Tomoko Kurahara
(サトコサイ・プラス・トモコクラハラ)
崔聡子と蔵原智子による陶芸作家ユニット。共に多摩美術大学工芸学科にて陶を専攻し、
2002年卒業と同時に共同制作を開始しました。その後2005年に崔は韓国へ留学、
2002年から2005年に蔵原はフィンランドへ留学(ヘルシンキ芸術デザイン大学/現アアルト大学修士課程修了)。
距離を隔てた活動期間を経て、2006年滋賀県信楽陶芸の森アーティスト・イン・レジデンスプログラム参加。
同年より東京のアトリエに拠点をおいています。
Satoko Sai + Tomoko Kuraharaの作品には、カップやミニプレートなどの「デイリーライン」、
一年間限定の「イヤーズプレート」、陶を素材にした複製芸術としての試みである「コレクション」、
ユニークピースとして制作するアートプロジェクト等があるほか、オーダーメイドも行なっています。
これまで日本とフィンランドで展覧会を行い、作品を発表しています。
シルクスクリーンによる陶器への転写や石膏型を使った鋳込みや型押しによる成形などの量産技術と
手仕事を組み合わせることで、中量生産でありながらも制作の過程で生まれる偶発的な個々の表情を大切にしています。

