Collection 02
イタリアの画家ジョルジョ・モランディ(1890-1964)の静物画に描かれた器物を模刻し、三次元の新たな「静物画」を生み出すというコンセプトのもと制作された白い器のシリーズです。
絵画が画集という印刷物として複製されるように、陶磁器を複製し、約80点制作しました。制作時、二人が日本とフィンランドに離れて住んでいたため、それぞれの土地の材料で制作し、フィンランドのヘルシンキ、ハンコー、東京の三ヶ所で巡回展示を行いました。 完成した作品は、モランディの原画の構図に並べ、日本人とフィンランド人の写真家によって撮影されました。二人がモランディの絵を三次元に起こしたものを、他者の手によって二次元に戻すというように、オリジナルが他者の手で複製されることにも興味を見出した作品です。

素材
石膏型鋳込み6種 赤土 白土 磁器土 白釉 マット釉 透明釉 焼きしめ
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