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----- 「インナー・ランドスケープス、トゥルク」は、フィンランドの写真家マルヤ・ピリラと日本の陶芸ユニットSatoko Sai + Tomoko Kuraharaによるフィンランド・トゥルク市に暮らす9人の高齢者へのインタビューから始まったアートプロジェクトです。
過去20年間に渡り、カメラ・オブスキュラの手法に特化した作品制作を続けるピリラは、被写体の居室を“暗い部屋”へと変え、室内と屋外の風景が混ざり合う幻想的な光の反射のなかで被写体を撮影しました。
一方、崔と蔵原はそれぞれの被写体の過去を映し出す肖像としての陶器を制作、その内側にはアルバム写真や手紙、日記など、個人の歴史の断片が転写されました。
個々人や家族の記憶がゆるやかにつながり、まちやひとの記憶を映し出すこのプロジェクトは、数年後の東京版「インナー・ランドスケープス」展の実現を目指しています。 -----


2016年10月18日から11月6日まで、欧州文化首都「Turku2011」の際に、フィンランドのトゥルクでおこなった展覧会「inner landscapes」の巡回展「インナー・ランドスケープス、トゥルク」を日本で開催します。
東京・谷中での巡回展をかわぎりに、私たちは谷中地域に住む高齢者をモデルとして東京版「インナー・ランドスケープス」の制作に入ります。


展覧会「インナー・ランドスケープス、トゥルク」
2016年10月18日(火)-11月6日(日)
【会場】 HAGISO (東京都台東区谷中3-10-25)
【開場時間】8:00-10:30/12:00‐21:00 (会期中無休)

共催/HAGISO、現代常民文化研究所(GJBK)
助成/台東区、スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団、フィンランドセンター、Frame Contemporary Art Finland
協力/EU・ジャパンフェスト日本委員会

お問合せ/ils@saikurahara.com
ウェブサイト/http://ils.saikurahara.com

Satoko Sai + Tomoko Kurahara
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